RTX2080Tiよりも2.5倍以上高性能なRTX30シリーズが登場!RTX3090、RTX3080、RTX3070

https://gamebiz.jp/?p=275458より引用


9月1日にRTX2070やRTX2080などのRTX20シリーズの後継となるRTX30シリーズが登場しました。Turingという世代から次世代の設計となるAmpereという世代に切り替わりました。


NVIDIAによるとその性能は「RTX3070はRTX2080Tiよりも高性能」ということのようでここでは、RTX3070はRTX2080Tiよりも高性能なのか、ラインナップ最上位のRTX3090はどれほどの性能なのかについて比較・説明をしていきます。

目次
  • RTX30シリーズとRTX20シリーズのラインナップとスペック
  • RTX3090について
  • RTX3080について
  • RTX3070について
  • PCle 4.0に対応
  • HDMI2.1に対応
  • 給電用のコネクタに12pinを採用
  • CPUのボトルネックを軽減する新機能「RTX IO」に対応
  • まとめ


RTX30シリーズとRTX20シリーズのラインナップとスペック

https://www.3dmgame.com/news/202009/3796550.htmlより引用

RTX30シリーズとRTX20シリーズでは構成が大きく変わり、新設計となりました。


上記の表は、RTX30シリーズとRTX20シリーズのスペックと設計を表にし比較したものです。

まず、注目していほしいのがAmpere世代ではプロセスルールが12nmから8nmに微細化したことです。プロセスルールが微細化したことで、単位面積あたりに搭載できるトランジスタ数がおよそ1.3倍となり材料費が安く済むので、低コストで高性能を実現できます。また、プロセスルールが微細化することによって消費電力も少なくて済むので、電気料金の面でも低コストであるといえます。

AMDは、TSMCの7nmを採用していますが、NVIDIAはサムスンの8nmを採用することとなったようです。

そして価格の面ですが、RTX30シリーズ最上位のRTX3090は価格が22万9800円でRTX20シリーズ最上位のRTX2080よりも高くなています。しかし、RTX2080と同じランクであるRTX3080では、RTX2080が11万9800円に対してRTX3080は10万9800円と性能向上をしているのに価格が下がっているので現在RTX2080を購入予定の人はRTX3080または、RTX2080同等性能またはそれ以上の性能と言われているRTX2070は7万9980円とより安くRTX2080相当の性能を持っているのでRTX30シリーズを購入することをお勧めします。

RTX3090

RTX3090はRTX30シリーズの中で最上位の製品で、RTXシリーズ最強とされていたTAITAN RTXと比較しても大幅に高性能になっています。また、初の8Kで60fpsでゲームのプレイが可能なGPUとうたわれています。

NVIDIAより引用

●シェーダー数:10496
●Tensorコア数:656
●RTコア数:164コア
●周波数:1410MHz
●最大周波数:1700MHz
●VRAM:24GB
●TDP:350W
●価格:22万9800円

RTX3090ではなんとシェーダーコア数が10496コアに急増しました。RTX2080Tiが4352コアなのでコア数だけで見ても2.5倍以上の性能がわかります。

また、理論性能は驚愕の35.58TFLOPSでRTX2080Tiの13.45TFLOPSのおよそ2.6倍でRTX3090一枚のみでRTX2080Tiの2倍以上の性能を出すことができてしまいます。また、RTX30シリーズの中で唯一SLIに対応し2枚を連結して1枚のグラボとして動作させることが可能です。

価格はおよそ23万円ととても高いですが、RTX2080Tiと価格当たりの性能を比較すると大幅にコストパフォーマンスがよくなっています。

また、VRAMも今後の8K対応を想定し24GBもの容量のVRAMを搭載しています。最強のグラボが欲しい人はこのグラボ以外ありません。

 良い点

シェーダーコア数の増加
VRAMの増加
性能当たりの価格が改善

 悪い点

価格が高い

販売予定日は9月24日とされています。

RTX3080

RTX3080はRTX2080と同じ下2桁が80の同じランクのグラフィックスボードになっています。RTX3080はRTX2080と比べると大幅なコストパフォーマンスの改善をしており、現在RTX2080を購入しようと考えている人にはお勧めのグラフィックスボードです。

NVIDIAより引用

●シェーダーコア数:8704
●Tensorコア数:544
●RTコア数:136コア
●周波数:1440MHz
●最大周波数:1710MHz
●VRAM:10GB
●TDP:320W
●価格:10万9800円

RTX2080Tiではシェーダーコア数が4352コアだったのがRTX3080では8704コアと約2倍となりました。また周波数もおよそ150MHzのクロックアップをしています。理論性能もRTX2080Tiの13.45TFLOPSからRTX3080では29.77TFLOPSとおよそ2倍の性能向上を果たしています。

RTXシリーズの機能でもあるレイトレーシングの処理をするRTコア数もRTX2080Tiの68コアから136コアに増加したことによりレイトレーシングの処理がより高速に行われるようになりました。

また、プロセスルール微細化により性能が2倍に向上しているのにも関わらずTDPがRTX2080Tiの250Wから320Wと70Wの増加で済んでいます。電気料金の面からもコストパフォーマンスが良いといえると思います。

価格もRTX2080、RTX2080Tiどちらよりも安く、RTX2080またはRTX2080Tiを購入予定の人は少し待ってRTX3080を購入すべきです。

しかし、VRAMの容量がRTX2080Tiの11GBから10GBに減ったのは残念なことです。

 良い点

シェーダーコア数の増加
RTコア数の増加
大幅なコストパフォーマンスの改善
ワット当たりの性能の改善

 悪い点

VRAMの容量が減少

RTX3080の発売予定日は9月27日とされています。

RTX3070

RTX3070は7万9980円という価格でRTX2080Ti以上の性能を手に入れられる超コスパの良いグラフィックスボードです。また、TAITAN RTXを超える性能ともされています。

NVIDIAより引用

●シェーダーコア数:5888
●Tensorコア数:368
●RTコア数:136
●周波数:1500MHz
●最大周波数:1730MHz
●VRAM:8GB
●TDP:220W
●価格:7万9980円

RTX3070は、RTX2070と同じランクのグラフィックスボードですが、その性能はRTX2080Tiの性能を超えています。シェーダーコア数はRTX2080Tiの4352コアを超え5888コアであり、周波数もおよそ200MHzほど向上しています。

理論性能はRTX2080Tiが13.45TFLOPSに対しRTX3070は20.31TFLOPSであり2倍まではいかないものの大幅に高性能になっています。また、性能が向上しているのにも関わらず、TDPはRTX2080Tiの250Wよりも低い220Wとなっています。

RTコアも136コアに増量しているのレートレーシングの処理もより高速にこなすことができます。

およそ8万円でこの性能が手に入るのは驚きで、RTX30シリーズの中で私はこのRTX3070が一番買うべき製品だと思います。

 良い点

シェーダーコア数の増加
RTコア数の増加
RTX2080Ti以上の性能でRTX2080Tiよりも低価格
ワット当たりの性能が改善
TDPが低い
周波数の向上

RTX3070の発売予定日は10月頃で日にちまでは決まっていません

PCle Gen4に対応

RTX 30シリーズでは今後の8K対応による帯域幅の不足を想定しPCle 4.0の正式サポートをしました。このPCle 4.0対応により4K120fpsまたは8K60fpsでのゲームも帯域が足らなくなるという心配がなくなりました。

現在はAMDのCPUしかPCIe 4.0の対応をしていませんが、今後IntelもAMD、NVIDIA両方のPCle 4.0の対応をしてくるものと予想されます。

HDMI2.1に対応

https://chimolog.co/bto-gpu-rtx-30-series/より引用

RTX30シリーズではHDMIで8K60Hzの映像出力のできるHDMI2.1に対応しました。

HDMI2.1では最大8Kで60fpsでの映像の出力に対応したほかに、HDMI VRRという可変リフレッシュレートのサポートもしてました。

テレビなどHDMIにより入力にしか対応していないものでも8Kのプレイを楽しむことができるようになったことはゲーマーにとっては朗報です。

FE版で独自規格の12pin電源コネクタを採用

これはあまり大きな変更点であありませんが、FE版ではNVIDIA独自の12pinの電源コネクタを採用しています。給電性能は8pin2つの300Wと同じです。

電源ユニットを買い替える必要はなく、8pinから12pinに変換するアダプタがあるようです。

また、12pinを採用しているのはFE版のみで、各社が発表しているグラフィックスボードは従来通りの8pinを採用しているので、FE版を利用する予定がある人だけが心配するだけで大丈夫です。

CPUのボトルネックを改善する「RTX IO」

https://screenrant.com/nvidia-rtx-io-frame-rates-game-loading-improvements/より引用

RTX30の目玉である機能がこのRTX IOという機能です。

この機能はゲームデータをPCleを介してGPUに送りGPU内でデータの展開を行わせることのできる機能で、CPU数十コアに相当する処理をRTX30シリーズに行わせることができ、CPUに価格負荷を大幅に軽減できるとに事です。

データを圧縮したままでの転送を行うのでI/Oの性能も向上しており、

●100倍のスループット
●CPU負荷の軽減

の二つのメリットがあるとされています。特にCPUの負荷が軽減されるというのは最大で負荷が20分の1になるとされており、ゲームの幅がひろがるとされています。

まとめ

RTX30シリーズではシェーダーコア数の増加、プロセスルールの微細化により、より大幅な性能向上をしました。

また、PCle 4.0の対応やHDMI2.1への対応などインタフェース面も強化されています。今後の8Kへの対応を見据えた設計をしており、4K60fpsでのゲームプレイにも対応します。

まだ、製品が発売されていないのでベンチマークの値がわからないので、本当のゲーム性能などはわかりませんが、RTX30シリーズがRTX20シリーズよりも大幅に性能が向上したことは確実です。

また、新技術であるRTX IOという機能に対応したことも今後のゲームの幅を広げる大きな進化であるといえると思います。

コストパフォーマンスの改善したRTX30は買いの製品だと思います。

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