DELLのプレミアムノートPC XPS13 Core i7-1065G7搭載

DELLより引用


今回紹介していくのは、DELLより販売されているノートPC「XPS13」です。

今回紹介する製品は、DELLの中でもプレミアムモデルの位置づけで、その下には、グレードの高い順でInspiron 7000シリーズ、Inspiron 5000シリーズ、Inspiron 3000シリーズがあります。今回紹介するXPSシリーズは、価格は高いですが、筐体の材質や利用時の使い心地、性能などに力を入れているいわばDELLの本気のパソコンになります。

今回紹介するのはXPS13というシリーズですが、XPSには13インチと15インチのものと、2in1とそうでないものがあります。XPS13とXPS15とでは性能が大きく違い、XPS15のほうが性能が高くなっています。そのため、重たい作業を行う人や画面サイズが大きい方がよいという人は15インチのXPS15をお勧めします。

ですが、13インチのXPS13は、画面サイズが小さい分コンパクトで持ち運びがしやすくなっています。持ち運びをすることを前提としている場合は、13インチのXPS13がお勧めです。

では、性能面や、機能面、この機種の特徴について解説していこうと思います。

 最新の第10世代IceLakeのCPUを搭載

XPS13は、Intelの第10世代のCoreシリーズを搭載しています。第10世代のCoreシリーズには、「CometLake」と「IceLake」の2種類の設計が違うモデルがあり、今回XPSに搭載されているのは「IceLake」の方です。IceLakeは、プロセスルールが従来の14nmから10nmに微細化しており、低消費電力で高性能になっています。一方CometLakeの方は、性能はほとんど変わりませんが、従来のCPUと同じく14nmのプロセスルールを採用しています。

IceLakeのCPUは、クロックが低くなっています。それは、プロセスルールの微細化によりIPCが向上しクロック当たりの性能が向上したためです。また、IceLakeのCPUは、従来のCPUに比べグラフィックス性能が大きく向上しています。

そして、今回のXPS13に搭載されているCPUは「Core i5-1035G1」または「Core i7-1065G7」です。プレミアムモデルということもあり、Core i3モデルは用意されていませんでした。

「Core i5-1035G1」と「Core i7-1065G7」が搭載されるようになっていますが、Core i5モデルは注意が必要です。

IceLakeの内蔵グラフィックスは3種類あり、番号中のGの後の数字が性能を表しています。このグラフィクスには「G1」「G4」「G7」の4種類があり、「G4」と「G7」は性能は違うものの、高性能な内蔵グラフィックスである、「Iris Plus」を搭載しています。

ですが、「G1」はUHDグラフィックスなので性能に大きな差が出てしまいます。今回のXPS13は、Core i5モデルがCore i5-1035G1とIceLakeのCPUのグラフィックスの中で一番低いものになります。ですが、Core i7-1065G7は、内蔵グラフィックスの性能の部類わけの中では一番上のモデルになります。そのため、簡単なゲームをプレイしようと考えている人などは圧倒的にCore i7モデルの方が有利になります。グラフィックス性能が高いといわれているのはIceLakeのCPUすべてではなく、高性能なグラフィックスを搭載したモデルだけになるので注意しましょう。


上記のグラフは、CPUの性能をCinebench R15というベンチマークソフトを使い比較したものになります。このグラフの中の緑色のバーが今回のXPS13に搭載されているCPUになります。

Core i5、Core i7どちらにおいても、CPUの性能面ではほとんどのことができる性能を有しています。(動画の書き出しや配信には向かない)また、Core i7-1065G7については、旧モデルのCoer i7-8650Uよりも大幅に高性能で、ライバル会社のAMDのRyzenシリーズのRyzen 7よりも高性能になっています。

デスクトップ用のCPUに比べるとノートPC用のCPUは省電力化と低発熱化のためにクロックが下げられているため、及びませんがノートPCとしては、十分高性能な部類に入っています。


上記のグラフもCPUと同じようにベンチマークを用いて性能を比較したものをグラフにしたものです。

UHD620というものが、IceLakeの「G1」に及ぶもので、Iris Plus(G7)と記述しているものがCore i7-1065G7の「G7」のグラフィックスの結果です。前者と後者では、およそ2倍の性能差があります。また、Core i7-1065G7のグラフィックスに至っては、NVIDIAの外部グラフィックスであるMX230ほどの性能を有しています。

Core i7-1065G7ほどのグラフィックス性能であれば軽量なゲームであればプレイすることが可能です。

 性能を引き出すために考えられた冷却機構

XPS13には、CPUの性能を十分に引き出すために、独自の冷却機構を搭載しています。

XPS13の冷却機構には、通常のファンとヒートパイプだけでなく、キーボード側にある排気口のほかに、ヒンジを介した、隠れ排気口を搭載することによって熱を効率よく外に逃がすことで冷却性能を高め、熱による性能の低下を防いでいます。

 こだわっているカメラ

XPS13は、カメラにも力を入れています。カメラは、あまり使うことがないという人も多くカメラの性能は気にしていないという人もいると思います。ですが、インカメラを使った会議などを行う人には必須のものです。

XPS13のカメラは、ベゼルを薄くするために、とても小さくなっています。その大きさなんと2.25mmです。ですが、大きさにかかわらず、4素子のレンズを搭載しており、暗所での撮影やオートフォーカスの性能が高くなっています。

格安のノートPCなどだと、室内の照明だけでは暗く、ノイズが入ってしまうことが多くあったり、ピントが合いにくかったりします。ですが、今回のXPS13は、カメラにも力を入れて開発したことで、テレビ電話などでの会議も高画質で行うことができます。

今現在のようなコロナウイルス対策のために、テレワークをしている人はテレビ電話などで会議を行っていることも多くあると思います。そのような場合には、この高性能なカメラは役立つと思います。

 小型でも大画面

XPS13は、13インチのディスプレイを採用していますが、とても小型になっています。これは、ディスプレイの外側のふち部分であるベゼルを細くしてあるためです。XPS13の画面占有率は91.5パーセントとノートPCの中でも画面の占有率が高い製品になっています。

ディスプレイのふちが少なくなることで、画面への没入感が高くなります。また、ベゼル分の重さが軽くなり、軽量になり、より持ち歩きしやすくなります。

 4Kディスプレイに対応

XPS13は、通常のディスプレイはフルHDですが、オプションで4Kディスプレイを搭載可能です。4Kディスプレイを利用すれば、より高画質で動画視聴などを楽しんだり、情報の表示量が増えることで、作業の効率化がなされると考えられます。

 最新の規格に対応

XPS13は、Wi-Fi6やBluetooth5.1などの最新規格に対応しています。

家庭やオフィスで利用している無線ルーターがWi-Fi6対応のものであれば、爆速のネットを楽しむことができます。

 最後に

今回紹介したXPS13は、価格は少々高いもののユーザー目線に立って開発され、より使いやすくなっています。熱設計の問題でも、ヒンジを介すことで、膝に置いて利用しているときなどにも十分な冷却を行えるようになっています。

また、性能面でも必要十分な性能を有しており、大体のことはできてしまいます。また、4KディスプレイやWi-Fi6など、最新の規格に対応もしており長期間の利用にも適しています。

DELLのXPS13は、プレミアムな一台といってもよい一台だと思います。

コメント

このブログの人気の投稿

IntelのハイエンドノートPC用CPU Core i7-10750Hってどうなの?

新型Macの「M1」のCinebenchのスコアが公開、第11世代i7を上回る

RTX2080Tiよりも2.5倍以上高性能なRTX30シリーズが登場!RTX3090、RTX3080、RTX3070