【2020 7月】GTX1650 Tiを搭載した2in1コンバーチブルPC 新Spectre x360 15



今回紹介するのは、HPより販売されているプレミアムPCのSpectre x360 15の新型についてです。

このPCはHPのプレミアムPCのSpectreシリーズ、Envyシリーズ、Eliteシリーズ、Z BY HPシリーズのうちのSpectreシリーズに入り他のプレミアムPCのシリーズに比べ高性能なのが特徴です。(Z BY HPを除く)

HPのプレミアムパソコンはすべての種類に2in1PCがあり今回紹介するSpectre x360 15も同じく画面が360度回転するコンバーチブルの2in1PCです。

 高性能な第十世代Core シリーズのHモデルを搭載

Spectre x360 15には第10代Core シリーズのハイエンドノートPC用のHシリーズのCPUが搭載されています。Uシリーズに比べると発熱や消費電力は大きいですがクロックが高くUシリーズよりも大幅に高性能なのが特徴です。ですが、ノートPC用のCPUなので発熱や電力を少なくするためにクロックが下げられていたりするので無印のデスクトップ版のCPUに比べるとCPU性能は低くなっています。

その中でも今回のSpectre x360 15に搭載されているのは旧機種と同じくCore i7のCore i7-10750Hです。コア数は6コアでスレッド数は12スレッドと旧機種に搭載されていたCore i7-9750Hと同じコア数・スレッド数です。

ですが、今回搭載されているCore i7-10750Hは従来の第9世代のCre i7-9750Hよりもクロックが4.5GHzから5GHzに向上されており、より高性能になっています。また、熱的余裕があればよりクロックを高められる「Thermal Velocity Boost」に対応しておりより高クロックを出すことが可能になっています。


上記のグラフは、CPUの性能をCinebench R15を用いて比較したものをグラフにしたものです。緑色のバーが今回のSpectre x360 15に搭載されているCPUです。Core i7-10750Hはクロックの向上などによりスコアがCore i7-9750Hより100ほど向上しています。デスクトップ版のCore i7は2000近い性能を出していて及びませんが、通常ノートPCに搭載されるUシリーズに比べる明確な性能差があります。

これほどの性能があれば動画編集やゲームだけでなく動画のライブ配信なども行える性能です。ライブ配信をノートPCで行いたいという人にもこの製品は選択肢の一つに入るでしょう。

 高性能な外部グラフィックスGeForce GTX 1650TIを搭載

Spectre x360 15にはCPU内蔵のグラフィックスだけでなく、外部グラフィックスとしてGeForce GTX 1650Tiを搭載しています。GeForce GTX 1650はGTX10シリーズの後継としての機種になります。GTX16シリーズにはGTX1070やGTX1080の後継となる立ち位置のモデルはなくRTX2070やRTX2080が当たります。


GTX1650TIは通常のGTX1650に比べ若干ではありますが高性能になっています。また、現在ではGPUの移行が進みGTX1050を搭載しているPCは少なくなりましたが従来のGTX1050に比べるとおよそ1.5倍の性能向上を果たしています。

GTX1650(TI)はローエンドのクラスに部類分けされるグラフィックスですがその性能は内蔵グラフィックスに比べると圧倒的に高くゲームなども普通にプレイできます。

2in1PCにはあまり外部グラフィックスを搭載したものがなく、外部グラフィックスが搭載されていてもおまけ程度のノートPC用のMXシリーズが搭載されているのが多いです。ですが、2in1の機構を持ちながら高性能なGTXシリーズを搭載しているのはこの製品の大きな強みだと思います。

 高速なOptaneメモリーを搭載

Spectre x360 15はSSDを標準で搭載していますが、キャッシュの役割としてIntelのOptaneメモリーH10 を搭載しています。Spectre x360 15に搭載されているSSDも十分高速で問題ないレベルですが、Optaneメモリーを搭載することでより高速なデータのやり取りや起動の高速化を図れるようになっています。

これは、OptaneメモリーはSSDよりもさらに高速に動作しメインメモリとストレージ間のレイテンシを少なくしてくれるためです。

HDDの高速化のためにOptaneメモリーを搭載することはよくありますがSSDにOptaneメモリーを搭載し高速化を図っていることからストレージにも力を入れて開発していることが感じられます。

 クリエイト用途にも使える高性能なディスプレイ

Spectre x360 15はディスプレイにも力を入れて開発しています。Spectre x360 15はディスプレイに有機ELの4Kのディスプレイを採用しより繊細な画面表示を可能にしています。また、色域も通常のsRGBよりも広い範囲の色を表現できるDCI-P3の色域を100パーセントカバーしています。色に重点を置くクリエイトな用途にも対応できる性能を持っています。

また、Spectre x360 15のディスプレイはVESA認定のHDR400 TRUE Blackの規格に対応しており400nit以上の輝度、コントラスト比100000:1程、DCI-P3色域90パーセント以上を達成する必要がある厳しい試験をパスした高性能なディスプレイです。

また、アンチリフレクション仕様になっており、色鮮やかな表現が可能な光沢ディスプレイでありながら非光沢液晶のような反射の少ないディスプレイなっています。

IPSディスプレイなので視野角も広く角度により見え方が変わらないので目にやさしいです。

 従来モデルよりも小型化した筐体



今回発売されたSpectre x360 15は前回のモデルよりも筐体が小型化されて持ち歩きやすくなりました。

画面サイズはそのままにベゼルなどが細くなり画面占有率90パーセントを誇るナノベゼルのディスプレイになっています。

ベゼルが細くなったことで周りの邪魔な部分が少なくなりディスプレイへの没入感が高まり作業に専念しやすくなりました。

 アクティブペン対応で直感的な操作が可能


Spectre x360 15はペンでの操作にも対応しています。最大4096段階の筆圧認識に対応しまた傾き検知機能もあります。本当の紙に書くような感触は味わえませんが簡単なお絵かきやメモ用途などにはとても重宝する機能です。

 コンバーチブルだからできる様々な使い方

タブレットモード

画面を360回転させ画面をタッチペンや手で操作して使う使い方です。キーボードが外れる2in1PCのものと比べると重たくなります。

ノートブックモード

通常の2in1PCでないノートPCと同じようにキーボードを利用して操作する使い方です。

タブレットとキーボードカーバーの2in1PCよりも膝に置いたりしても安定しノートPCとしてのりようが多い人にはこの製品はおすすめの製品です。

フラットモード

画面を180度開いて利用する方法です。PCを囲んで利用する場合などに便利だとされています。

テントモード

ディスプレイを180度以上回転させキーボード部とディスプレイ部のふちを使って建てて使う方法です。この置き方は置く場所をが狭くても済むのでカフェなどでのプレゼンなどにはとても便利です。

スタンドモード

ディスプレイをテントモードと同じく180度以上回転させスタンドモードでは裏返したキーボード部を土台として置きます。上下方向の画面の向く角度を調整できるので動画鑑賞などにおすすめの使い方です。

 高性能なのに長時間のバッテリー

Spectre x360 15は外部グラフィックスを搭載し、また、高性能なCPUも搭載しています。性能が高くなるとそれに伴って必要とする電力や冷却に必要とするファンを回転させる電力が必要になりバッテリーの持続時間が短くなりがちです。

ですが、Spectre x360 15は15時間のバッテリー駆動を可能としており高性能なPCとしてはとても長時間のバッテリー駆動に対応しています。

 その他の特徴

Spectre x360 15には上記のような紹介した特徴のほかに最新規格Wi-Fi6に対応していたり高速なインターフェースのThunderbolt3の対応をしています。Thunderbolt3に対応しているので搭載しているGTX1650Tiの性能が物足りなければGPUボックスを購入することでグラフィックスボードを増設することが可能です。

また、高速な急速充電にも対応しており30分で50パーセントの充電を行うことができます。

充電のし忘れの時にも会社の行く前の数分ほどで動作に十分なバッテリーを充電することができます。

 最後に

Spectre x360 15は、2in1のコンバーチブルPCでありながら、高性能なCPU、GPUを搭載しています。クリエイティブ用途やそれほど重くないゲームであれば十分に行える性能があります。

また、HPのプレミアムPCということもあり性能面だけでなくディスプレイや本体の小型化にも力を入れており従来のモデルと比べてもより良い製品になっています。

また、今回の新型は従来のモデルよりも大幅な小型化を果たすことができているため持ち歩きなどがしやすくなっています。

どんな用途でも使え、コンバーチブル機構でタブレットモードのような直感的な操作を行ったりと変形で様々な利用方法で使えることができて最高な一台だと思う。

デメリットをあげるならば価格と重量が2.04Kgあることだけで最高のPCだと思います。

※画像はすべてHPホームページより引用

コメント

このブログの人気の投稿

IntelのハイエンドノートPC用CPU Core i7-10750Hってどうなの?

新型Macの「M1」のCinebenchのスコアが公開、第11世代i7を上回る

RTX2080Tiよりも2.5倍以上高性能なRTX30シリーズが登場!RTX3090、RTX3080、RTX3070